Google Gemini入門ガイド2026年版。基本から実務活用まで完全解説
Google Geminiとは何かを基礎から丁寧に解説。アカウント作成・主要機能・プロンプト術・Google Workspace連携・業務活用シナリオ・ChatGPTやClaudeとの比較まで網羅した、初心者が迷わず始められる2026年最新の完全入門ガイドです。
Google が提供する生成AI「Gemini(ジェミニ)」は、2024年2月のブランド統合以来、急速に進化を続けています。テキスト・画像・音声・動画を横断的に扱えるマルチモーダルAIとして、個人利用からビジネスまで幅広いシーンで活用が広がっています。
この記事は「Geminiとは何か」から実務活用までを1記事で俯瞰する総合ガイドです。各セクションでは概要を把握し、より詳しく知りたいテーマは関連記事で深掘りできる構成になっています。Geminiをこれから使い始める方も、すでに使い始めている方も、全体像の整理にお役立てください。
Geminiとは何か:Googleの生成AIを3分で理解する
生成AIの基本とGeminiの位置づけ
生成AI(Generative AI)とは、テキスト・画像・コードなどのコンテンツを新たに「生成」できるAI技術の総称です。大量のデータから学習したパターンをもとに、人間が書いたような文章を作成したり、質問に回答したりできます。
Geminiは、Googleがこの生成AI分野で提供するサービスおよびAIモデルのブランド名です。検索エンジンやGmail、Google マップなど、世界中のユーザーが日常的に使うサービスを運営するGoogleが、その技術力とインフラを活かして開発しました。OpenAIのChatGPT、AnthropicのClaudeと並び、現在の生成AI市場を牽引する存在です。
Bard → Gemini への変遷と2026年現在のモデル体系
Googleの対話型AIは、当初「Bard」という名称で2023年にリリースされました。2024年2月に「Gemini」へブランドが統合され、AIモデルとサービスの両方を「Gemini」の名前で展開する現在の体制になりました。
2026年10月時点で、Geminiのモデルは大きく以下の世代を経て進化してきました。
- Gemini 1.5: 2024年に登場し、100万トークンの長文コンテキストで注目された世代
- Gemini 2.0 / 2.5: 2024年末〜2025年に展開。Flash / Proの2ライン体制を確立し、推論能力を大幅に強化した世代
- Gemini 3: 2025年11月に登場した世代。精度・推論・マルチモーダル処理がさらに向上。2026年10月時点で開発者向けのAPIが提供しているGemini 3.5 Flash-Lite、Gemini 3.6 Flash、Gemini 3.8 Flash、Gemini 3.1 Proも、このGemini 3の系列に含まれる
- Gemini 4 Argon: 2026年9月30日に発表され、10月13日に一般提供が始まったモデル。Googleは開発者向けの変更履歴で、最も高性能なモデルとしている。GeminiアプリではGoogle AI ProとGoogle AI Ultraのプランで使える
モデルの世代が上がるごとに、回答精度・推論能力・マルチモーダル処理のいずれも向上しています。
Gemini ファミリー(Flash / Pro)の違い
Gemini 3を含む各世代には、用途に応じた2つのラインナップがあります。
- Gemini Flash: 高速レスポンスとコスト効率を重視したモデル。日常的な質問応答や軽めのタスクに最適です。2026年10月21日時点の料金ページでは、Google AI Plus・Google AI Pro・Google AI Ultraの各プランで使えるモデルとして、Flashモデルが案内されています(プランの欄に版の番号は書かれていません)。
- Gemini Pro: より高度な推論・分析が求められるタスク向け。複雑な文書の要約、コード生成、専門的な質問への回答などで威力を発揮します。料金ページでは、Proモデルを使えるプランとして、Google AI ProとGoogle AI Ultraが案内されています。よくある質問には、3.1 Proの名前が出てきます。
このほか、Flashをさらに軽量にしたFlash-Liteがあり、無料版で使うのはこのモデルです。公式ヘルプによると、モデルを手動で切り替えられるのは、有料のGoogle AIプラン(AI Plus・AI Pro・AI Ultra)の利用者です。無料版では、Geminiが質問に応じてモデルを選ぶ「自動選択」に任せるか、すべての回答にFlash-Liteを使うかのどちらかになります。プランごとの違いは、後述の「無料版と有料プラン」で整理します。
用途に応じてFlashとProを使い分けることで、速度とコストのバランスを取れます。
各モデルのベンチマーク比較や選び方の詳細は、Gemini FlashとProの違いと選び方を徹底比較で解説しています。
Geminiでできること:主要機能の全体像

図解: Geminiでできること:主要機能の全体像 の要点
テキスト生成・要約・翻訳
Geminiの最も基本的な機能は、テキストベースのタスクです。
- 文章生成: メールの下書き、ブログ記事のアイデア出し、レポートの構成案作成
- 要約: 長文の論文やレポートを指定した長さに要約
- 翻訳: 日本語を含む多言語間の翻訳。ニュアンスを汲んだ自然な訳文が特徴
プロンプト(指示文)の書き方次第で出力の質が大きく変わるため、後述のプロンプト術と合わせて活用するのが効果的です。
マルチモーダル(画像・動画・音声の理解と生成)
Geminiの大きな特徴は、テキストだけでなく画像・動画・音声も扱える「マルチモーダル」対応です。
- 画像の理解: 写真やスクリーンショットをアップロードして「この画像の内容を説明して」と指示できる
- 画像生成: テキストの指示から画像を生成(画像生成モデルのNano Banana 2を使用)
- 動画の分析: YouTube動画のURLを渡して内容を要約
- 音声対話: Gemini Liveによるリアルタイム音声会話
テキスト以外の情報を組み合わせることで、従来のチャットAIでは対応できなかったタスクが可能になります。
Geminiのマルチモーダル機能を活用する具体的な手順は、Geminiで画像・動画・音声を扱う方法と実用例で解説しています。
100万トークンの長文コンテキスト
Geminiが他の生成AIと差別化される特徴の一つが、最大100万トークン(Google AI ProとGoogle AI Ultraの場合)という長大なコンテキストウィンドウです。
「トークン」とは、AIがテキストを処理する際の最小単位です。日本語の場合、おおむね1文字が1〜2トークンに相当します。100万トークンは、日本語で約50万〜100万文字、書籍に換算すると数冊分に相当します。
この長文コンテキストにより、以下のようなタスクが可能です。
- 数百ページの契約書や論文を一度に読み込んで分析
- 大規模なコードベースを丸ごと渡してレビューを依頼
- 長時間の会議録を一括要約
コード生成とCode Assist
Geminiはプログラミング支援にも対応しています。
- コード生成: 自然言語の指示からPython、JavaScript、SQLなど主要言語のコードを生成
- コード説明: 既存コードの動作をわかりやすく解説
- デバッグ支援: エラーメッセージを貼り付けて原因と修正案を取得
- Code Assist: Google Cloud上の開発環境と連携した、エンタープライズ向けコーディング支援機能
開発者向けのCode Assistの始め方は、Gemini Code Assistの始め方で解説しています。
Geminiの始め方:アカウント作成から初回利用まで
無料版と有料プラン(Google AI Plus / Pro / Ultra)
Geminiには無料で使えるプランと、より高度な機能が使える有料プランがあります。2026年10月時点で、個人向けプランは4段階です。以前の「Gemini Advanced」という名称は2025年5月に廃止され、現在はGoogle AI Proがその後継にあたります。
| プラン | 月額 | 特徴 |
|---|---|---|
| 無料 | 0円 | 基本機能。使えるのはFlash-Liteモデル |
| Google AI Plus | 725円 | 使用量の上限が無料版の2倍・動画生成。使えるのはFlashモデル |
| Google AI Pro | 2,900円 | 使用量の上限が無料版の4倍・100万トークンのコンテキスト。使えるのはGemini 4 Argon、Proモデル、Flashモデル |
| Google AI Ultra | 14,500円から | 使用量の上限がAI Proの5倍または20倍・Deep Think(推論モード)。使えるのはGoogle AI Proと同じモデル |
使えるモデルは、2026年10月21日時点の料金ページの表記です(プランの欄に、FlashやProの版の番号は書かれていません)。公式ヘルプのモデルの一覧では、Google AI PlusでもFlash-Lite・Flash・Proを選べるとされています。
まずは無料版で使い勝手を試し、利用頻度やタスクの複雑さに応じてアップグレードを検討するのがおすすめです。
各プランの詳しい機能比較は、Gemini無料版とAdvancedの違いで解説しています。
Geminiアプリ(Web / モバイル)の使い方
Geminiは以下の方法でアクセスできます。
- Webブラウザ: gemini.google.com にアクセス
- モバイルアプリ: iOS / Androidの「Gemini」アプリをインストール
- Google検索: 検索結果にGeminiの回答が表示される「AI Overview」
いずれもGoogleアカウントでログインするだけで利用を開始できます。初回設定やインターフェースの使い方の詳細は、Geminiアプリの始め方ガイドを参照してください。
Google AI Studioで始める開発者向け入門
プログラマーやアプリ開発者がGeminiのAPIを試したい場合は、Google AI Studioが入り口になります。
- Google AI Studio: ブラウザ上でGemini APIのプロンプトを試せる無料ツール
- APIキーの取得: AI Studio上でワンクリックでAPIキーを発行可能
- SDKの利用: Python / JavaScript / Go / Dart など主要言語のSDKが提供されている
コードを書かずにプロンプトの動作確認ができるため、API連携の第一歩として最適です。
Google AI Studioの画面操作やAPIキー取得の手順は、Google AI Studioの使い方で解説しています。
Geminiを使いこなすプロンプト術

図解: Geminiを使いこなすプロンプト術 の要点
基本的なプロンプトの書き方
Geminiから精度の高い回答を得るには、プロンプト(指示文)の書き方が重要です。基本原則は以下の3つです。
- 具体的に指示する: 「○○について教えて」ではなく「○○のメリットとデメリットを3つずつ箇条書きで」のように具体的に
- 役割を与える: 「あなたはマーケティングの専門家です」のように、回答の視点を指定する
- 出力形式を指定する: 「表形式で」「300文字以内で」など、出力フォーマットを明示する
日本語で精度を上げるコツ
Geminiは多言語対応ですが、日本語での利用時に精度を上げるためのポイントがあります。
- 曖昧な表現を避ける: 「いい感じに」ではなく「ビジネスメールとしてフォーマルなトーンで」
- 専門用語は補足する: 業界特有の用語には簡単な定義を添える
- 段階的に指示する: 一度に多くを求めず、ステップを分けて指示する
プロンプトの具体的なテクニック集は、Geminiプロンプト術でパターン別に紹介しています。
Gems(カスタムAI)の活用
Gemsは、特定の目的に合わせてGeminiをカスタマイズできる機能です。
- 用途の例: 「英文校正アシスタント」「議事録作成ボット」「コードレビューア」
- 設定方法: Geminiの画面左メニューから「Gem」を選択し、名前・役割・指示を設定
- メリット: 毎回同じプロンプトを入力する手間が省け、一貫した出力品質を維持できる
繰り返し使うタスクがある場合、Gemを作成しておくと作業効率が大幅に向上します。Gemsは無料版でも作成・利用できます。
なお、Googleは、Geminiのリリースノート(2026年9月30日付)で、Gemsを「スキル」という新しい仕組みに置き換えていくと案内しています。個人のGoogleアカウントでは2026年11月にGemsのサポートが終了し、作成済みのGemはスキルとして自動的に移行されます(スキルが対応していないファイルや一部の機能は、引き継がれない場合があります)。
Gemsの設定手順と活用パターンは、GeminiのGems機能でカスタムAIを作る方法と活用例で解説しています。
Google Workspaceとの連携
Gmail / Docs / Sheets / SlidesでのGemini活用
Geminiは、Google Workspaceの各アプリケーションと統合されています。対象のGoogle Workspaceプラン、または個人のGoogle AI Plus以上のプランで利用できる機能です(使える機能はプランによって異なります)。Gmailのメールスレッドの要約など、一部の機能は無料の個人アカウントでも使えます。
- Gmail: メールの下書き生成、返信文の提案、長いメールスレッドの要約
- Google Docs: 文章の生成・校正・要約、文体の調整
- Google Sheets: データ分析、数式の提案、表の自動整理
- Google Slides: プレゼンテーションの自動生成、スライドのデザイン提案
普段使っているGoogleのツール上でAIを呼び出せるため、新たなアプリの学習コストがかかりません。
各アプリでの具体的な操作手順は、GeminiをGmail・Googleドキュメント・スプレッドシート・スライドで使う実践テクニックで解説しています。
Gemini Notebook(旧NotebookLM)との組み合わせ
Gemini Notebookは、Googleが提供するAI搭載のリサーチツールです。2026年7月に「NotebookLM」から改称されました。Geminiアプリとは別の製品ですが、作成したノートブックはGeminiアプリからも開けるようになっており、相互に補完する関係にあります。

図解:GeminiとGemini Notebookの使い分け(汎用的な質問か、資料に基づく調査・分析か)
- Gemini Notebookの特徴: アップロードした資料(PDF・Webページ・YouTube動画など)を情報源として回答を生成し、引用元を示す。ハルシネーション(事実と異なる回答)のリスクを抑えやすい
- Geminiとの使い分け: 汎用的な質問はGemini、特定の資料に基づく調査・分析はGemini Notebook
両者を目的に応じて使い分けることで、調査・分析の精度と効率を高められます。
Gemini Notebookの使い方と活用パターンは、「Gemini Notebook(旧NotebookLM)の使い方。PDFや論文を深く読み解く」で解説しています。
Geminiの業務活用シナリオ
会議・調査・資料化のワークフロー
Geminiをビジネスの日常業務に組み込む場合、以下のようなワークフローが効果的です。

図解: 会議・調査・資料化のワークフロー の要点
- 会議前: 議題に関する背景情報をGeminiで調査・整理
- 会議中: 会議ツールの録音・文字起こし機能で、会議の内容を記録
- 会議後: 録音・文字起こしデータをGeminiに渡して議事録を生成
- 資料化: 議事録のポイントをGoogle Slidesでプレゼン資料に変換
一つのタスクごとにGeminiを使うのではなく、業務フロー全体に組み込むことで、トータルの作業時間を大幅に短縮できます。
部門別ユースケース(営業・マーケ・人事・経理)
Geminiは部門を問わず活用できますが、主な用途は部門ごとに異なります。
- 営業: 提案書のドラフト作成、競合分析、顧客メールのパーソナライズ
- マーケティング: キャッチコピーの生成、SNS投稿の作成、市場調査の要約
- 人事: 求人原稿の作成、面接質問の設計、社内FAQ の整備
- 経理: 経費データの分類整理、レポートの下書き、規定文書の要約
部門別の活用アイデアについては、営業・マーケ・人事・経理でのGemini活用アイデア15選で解説しています。
他の生成AIとの比較:どれを選ぶべきか
Gemini vs ChatGPT
GeminiとChatGPT(OpenAI)は、どちらも汎用的な生成AIですが、強みが異なります。
| 比較軸 | Gemini | ChatGPT |
|---|---|---|
| 提供元 | OpenAI | |
| 強み | Google連携・マルチモーダル・長文コンテキスト | プラグインによる外部サービス連携・画像生成(ChatGPT Images) |
| 無料版のモデル | Flash-Liteモデル | GPT-6 Luna |
| 日本語対応 | 良好 | 良好 |
どちらか一方が全面的に優れるわけではなく、タスクやワークフローに応じた選択が重要です。両者の詳しい比較は、Gemini vs ChatGPT比較 2026年版をご覧ください。
Gemini vs Claude
Claude(Anthropic)は、安全性と長文処理に強みを持つ生成AIです。
| 比較軸 | Gemini | Claude |
|---|---|---|
| 提供元 | Anthropic | |
| 強み | Google連携・マルチモーダル | 長文理解・コード生成・安全性 |
| コンテキスト長 | 最大100万トークン(Google AI Pro以上) | 最大100万トークン(モデルによって異なる) |
| 特徴的機能 | Workspace統合・Gems | Artifacts・Projects |
コーディングや長文の分析ではClaudeが高評価を得る場面もあり、用途による使い分けが効果的です。
GeminiとClaudeの詳細比較は、GeminiとClaudeの違いを比較で解説しています。
用途別おすすめ使い分け
2026年現在、主要な3つの生成AIを用途別に使い分けるなら、以下が一つの目安です。
- Google Workspaceユーザー、マルチモーダル重視: Gemini
- プラグインでの外部サービス連携や画像生成を多用: ChatGPT
- コーディング、長文分析、安全性重視: Claude
一つのサービスに固定せず、タスクに応じて複数のAIを使い分けるのが、現時点では最も効率的なアプローチです。
3つの生成AIの使い分け戦略については、「ChatGPT・Gemini・Claudeの使い分け。目的別おすすめ早見表」で解説しています。
セキュリティとプライバシー
データの取り扱いとオプトアウト
Geminiを利用する際に最も気になるのが、入力したデータがどのように扱われるかです。
- 個人アカウント: 「アクティビティの保存」がオンの場合、入力内容が人間によるレビューやAIモデルの改善(学習)に使用されることがある。設定をオフにすると、以降のチャットはAIモデルの学習に使われない(フィードバックを送った場合を除く)。ただしオフでも、チャットは72時間保存され、応答や安全確保のために、人間によるレビューを含めて使われる場合がある
- Workspace版: 組織のデータポリシーに準拠。エンタープライズ グレードのデータ保護の対象であれば、チャットの内容は人間によるレビューにもAIモデルの改善にも使用されない
機密情報を扱う場合は、Workspace版の利用を推奨します。Geminiアプリのプライバシー ハブは、個人アカウントのデータの扱いを無料版と有料プランで分けて説明していません。有料プランに切り替えるだけでデータの扱いが変わるとは考えないでください。
企業利用時の注意点
企業でGeminiを導入する際は、以下の点を確認してください。

図解: 企業利用時の注意点 の要点
- 利用ポリシーの策定: 入力してよい情報の範囲、出力内容の確認フローを社内で明文化
- データ分類: 機密レベルに応じて、Geminiに入力可能な情報を分類
- 出力の検証: AIの回答をそのまま使わず、必ず人間がファクトチェック
- アカウント管理: 個人アカウントでの業務利用を避け、組織管理のアカウントを使用
企業向けセキュリティ設定の詳細は、Geminiのデータ取り扱いとプライバシー設定を解説で解説しています。
よくある質問(FAQ)
料金・対応言語・制限事項
Q: Geminiは本当に無料で使えますか? A: はい。Googleアカウントがあれば、基本機能は無料で利用できます。ただし、利用回数やモデルに制限があります。
Q: 日本語には対応していますか? A: はい。Geminiのウェブ版は日本語を含む70以上の言語に対応しています。日本語での質問・回答いずれも自然に処理できます。
Q: 一度に入力できる文字数に制限はありますか? A: プランによって異なります。Geminiアプリのコンテキストウィンドウは、無料版が32,000トークン、Google AI Plusが128,000トークン、Google AI ProとGoogle AI Ultraが100万トークンです。
Q: 生成された内容の著作権はどうなりますか? A: Googleの利用規約上、Geminiが生成した内容の利用権はユーザーに帰属します。ただし、生成物が第三者の著作権を侵害していないかの確認は、ユーザー自身の責任となります。
トラブルシューティング
Q: Geminiが回答を拒否することがあります。 A: 安全性フィルターにより、一部のリクエストが拒否される場合があります。プロンプトの表現を変えて再試行するか、質問の意図をより具体的に伝えてみてください。
Q: 回答の精度がいまいちです。 A: プロンプトを改善することで精度が向上する場合が多いです。「具体的な指示」「役割の付与」「出力形式の指定」を試してみてください。詳しくはGeminiプロンプト術を参照してください。
Q: 画像生成がうまくいきません。 A: 人物画像の生成には制限がある場合があります。また、プロンプトを英語で入力すると精度が上がるケースもあります。
用語集:この記事に登場する専門用語
Geminiを理解するうえで押さえておきたい用語を五十音順にまとめました。
あ行
- API(エーピーアイ): Application Programming Interfaceの略。ソフトウェア同士がデータをやり取りするための窓口。GeminiのAPIを使うと、自作のアプリやサービスからGeminiの機能を呼び出せる
- オプトアウト: サービスの一部機能(データの学習利用など)を「使わない」と自ら選択して拒否すること。Geminiでは設定画面から入力データの学習利用を拒否できる
か行
- コンテキストウィンドウ: AIが一度に処理できるテキスト量の上限。ウィンドウが大きいほど、長い文章や多くの資料をまとめて渡せる。Geminiは最大100万トークンに対応
- Gems(ジェムズ): Geminiのカスタマイズ機能。特定の役割や指示をあらかじめ設定し、目的特化型のAIアシスタントとして繰り返し使える。個人アカウントでは2026年11月に「スキル」へ移行する予定
さ行
- SDK(エスディーケー): Software Development Kitの略。アプリ開発者がAPIを簡単に利用するためのツールやライブラリのセット。GeminiにはPython・JavaScript等のSDKがある
- 生成AI(せいせいエーアイ): テキスト・画像・音声などの新しいコンテンツを「生成」できるAI技術の総称。Gemini、ChatGPT、Claudeなどが代表例
た行
- トークン: AIがテキストを処理する際の最小単位。日本語ではおおむね1文字が1〜2トークンに相当する。100万トークンは書籍数冊分に相当
な行
- Nano Banana(ナノバナナ): Geminiアプリの画像生成と編集に使われているGoogleのモデル。無料版でも使えるNano Banana 2と、有料プランで再生成に使えるNano Banana Proがある
は行
- ハルシネーション: AIが事実に基づかない情報をもっともらしく生成してしまう現象。「幻覚」の意味。AIの回答を鵜呑みにせずファクトチェックが必要な理由の一つ
- プロンプト: AIに対する指示文や質問文のこと。プロンプトの書き方次第で回答の質が大きく変わるため「プロンプトエンジニアリング」という技術領域がある
- ファインチューニング: 汎用的に学習済みのAIモデルを、特定の目的やデータに合わせて追加学習させること。企業が自社データでGeminiをカスタマイズする際などに使われる
ま行
- マルチモーダル: テキスト・画像・音声・動画など、複数の種類(モーダル)の情報を横断的に扱えること。Geminiの大きな特徴の一つ
ら行
- LLM(エルエルエム): Large Language Model(大規模言語モデル)の略。大量のテキストデータを学習し、人間のような文章生成や質問応答ができるAIモデル。Geminiの基盤技術
まとめ:Gemini学習ロードマップ
この記事では、Google Geminiの全体像を「基礎知識」「始め方」「活用方法」「比較」「セキュリティ」の観点から整理しました。
Geminiを体系的に学ぶためのおすすめ順序は以下のとおりです。
ステップ1: まず使ってみる
- Geminiアプリの始め方ガイド:アカウント作成から初回利用まで
- Gemini無料版とAdvancedの違い:自分に合ったプランを選ぶ
ステップ2: 使いこなす 3. Geminiプロンプト術:回答精度を上げるテクニック 4. Gems活用ガイド:カスタムAIで効率化 5. マルチモーダル活用ガイド:画像・動画・音声の活用
ステップ3: 業務に活かす 6. Workspace連携ガイド:Gmail・Googleドキュメント・スプレッドシートでの活用 7. Gemini Notebook(旧NotebookLM)活用ガイド:AI搭載リサーチツール 8. 部門別Gemini活用アイデア15選:営業・マーケ・人事・経理
ステップ4: 比較して最適化する 9. Gemini vs ChatGPT比較 2026年版:2大AIの違いを把握 10. Gemini vs Claude比較:長文・分析・安全性の観点で 11. 生成AI 3社使い分けガイド:用途別の最適な選択
ステップ5: 安全に運用する 12. Geminiセキュリティガイド:データの取り扱いと企業導入
開発者向け 13. GeminiのFlash・Proモデル比較:モデル選択の指針 14. Google AI Studio入門:API活用の第一歩 15. Gemini Code Assist入門:開発ワークフローへの統合
日常・モバイル 16. 日常生活でGeminiを便利に使う12のアイデア:暮らしに役立つ活用例 17. スマホでGeminiを最大限活用する:音声操作とカメラ連携
Geminiは継続的にアップデートされているため、本記事の情報も定期的に更新していきます。まずは無料版で気軽に試してみることから始めてみてください。
執筆
AI通信 編集部
AIが社会・ビジネス・日常へ浸透する構造を、官公庁・調査機関・一次論文のデータで追っています。速報より文脈、感覚より数字——変化の「なぜ」を理解することで、次の動きが読める記事を目指しています。
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- GeminiのGems機能でカスタムAIを作る方法と活用例
GeminiのGems機能を使ってカスタムAIアシスタントを作成する手順を解説。翻訳・議事録・SNS投稿など実務に役立つGems設定例を7パターン紹介し、共有方法と、2026年11月から始まるスキルへの移行もあわせて説明します。